倫理はヴァレオの 5 つの価値観の一つです。ヴァレオグループで長年守り続けている倫理規定は、どの国においても、グループの革新的で高性能な製品を、一点の曇りもないやり方で、設計、生産、供給、販売していくという決意表明です。

2016 年には、ヴァレオは 32 カ国近い国で事業を展開し、91,800 人の従業員を擁しています。そのためヴァレオは、これまで以上に倫理と法規法律に則った事業活動を行っています。

ヴァレオグループの全従業員がヴァレオの倫理規定に署名しています。22 カ国語に翻訳されているこの倫理規定は、ヴァレオの倫理方針の礎石です。

ヴァレオグループのコンプライアンス プログラムは、同じ礎石の上に成り立っています。

「ヴァレオの倫理的な取り組みとコンプライアンス プログラムを尊重するという決意は、長期的にヴァレオグループの将来と利益性を保証するために不可欠なものです。」
最高経営責任者
ジャック・アシェンブロワ

ヴァレオのコンプライアンス プログラム: ゼロトレランス

ヴァレオグループのコンプライアンス プログラムの目的

ヴァレオグループは多くのさまざまな法規を遵守して世界的に事業展開していますが、これらの規制に従うには、規律、決意、コミットメント、リーダーシップが求められます。
そのためヴァレオは、グループのコンプライアンス プログラムに基づき、いくつかの委員会が運営するコンプライアンス組織を設置しています。その目的は次の通りです。

  1. ヴァレオのコンプライアンスに関する基本方針を定義します。
  2. ヴァレオの従業員にコンプライアンスに関する基本方針と関連する規制やリスクを指導し、伝えます。
  3. ヴァレオの倫理規定とコンプライアンスに関する基本方針を策定、指導、強化します。
  4. ヴァレオの事業活動に関わる法や規制を侵害する可能性のある行為を検知し、正し、防ぐメカニズムを作ります。
  5. ヴァレオの利害関係者に、地域の法律に完全に従い、以下に該当する事例を報告させます。
    - 利害関係者が法律やヴァレオの方針に違反すると考えられる事例
    - ヴァレオまたはその社員、イメージや名声に影響を及ぼすと考えられる事例

まず、ヴァレオは不正競争行為や汚職と戦うことに注力しています。

ヴァレオグループのコンプライアンス組織

コンプライアンス組織は、複数の委員会から成り、ヴァレオの経営者が全面的に関わります。

監査・リスク委員会
監査・リスク委員会はリスク管理と内部統制体制が効果的に行われるようにします。そのため、ヴァレオがビジネス活動に関する法や規制に準拠するための包括的なプログラムを維持し、倫理に則り、責任ある態度で事業を行っていることを定期的に確認します。

運営委員会
ヴァレオの最高経営責任者が議長を務める運営委員会は、コンプライアンス プログラムの方針と優先事項を定義し、必要な手法とリソースを割り当て、実行されるよう監督、管理します。

コンプライアンス部門
倫理とコンプライアンスの最高責任者が、自らがメンバーである運営委員会の定義に従い、グローバル、国内、ローカル、拠点レベルでコンプライアンス プログラムの実施を開始、管理、調整します。
ヴァレオのCEO に報告する一方で、ヴァレオの倫理とコンプライアンスの最高責任者は、会長と監査・リスク委員会に直接接触し、コンプライアンス プログラムのステータスを定期的に提出します。
効果的にコンプライアンス プログラムが実施されていることを確認するため、倫理とコンプライアンスの最高責任者は、国内のディレクター、ビジネスグループの部長、購買ディレクター、製造ディレクター、R&D、人事や法務のディレクター、弁護士、内部統制ディレクターと緊密に協力します。全員が、プログラムが効果的に実施されるよう、個人として、チームとして積極的に貢献します。
あらゆる国とビジネス分野のマネージャー全員が参加し、チームでプログラムを支援する重要な役割を果たし、これらの行動がグローバルなレベルでヴァレオの日々の業務の一部となるようにします。
リーダー全員が、ヴァレオの経営文化である倫理を遂行し、完全さを追求して事業活動に取り組みます。

ヴァレオグループのコンプライアンス プログラム

方針とガイドライン
ヴァレオは、ビジネスパートナーとの交流に関する厳密な基本方針を定めています。
倫理規定に記載されている通り、ヴァレオは欧州連合とヴァレオグループが事業を展開しているそれぞれの国で施行されている独占禁止法に従います。ヴァレオは、機密のビジネス情報のやり取りや競合会社との違法な取り決めを固く禁じています。
ヴァレオの基本方針では、不正行為をなくすことも重要な点です。不正防止プログラムが詳細に定められ、民間と公共部門双方の顧客、サプライヤー、パートナーへの贈答品や接待について厳格に決められています。また、このコンプライアンス プログラムでは、代理人との関係、購買プロセス、M&A デュー デリジェンス、ロジスティクス チェーン リスクなどについても定めています。

ツールと従業員の支援
販売、プロジェクト、R&D チームが、競合会社も関わる不適切な取り決めややり取りに気づくようサポートし、そうした行為を阻止できるように、多くのツールが設けられています。この中には、FAQ、すべきこととしてはならないこと、特定のヴァレオの事業またはプロセスに対する助言などがあり、全従業員が利用することができます。
また、従業員が正しい決断を下す手助けとして、FAQ、すべきこととしてはならないこと、パートナーやサプライヤーを選ぶ際の手順が記載された不正防止ハンドブックも作成されました。
このように、一連の意思決定に関わるツールが完備されています。

責任を持つことを奨励: 倫理とコンプライアンスのポータル
ヴァレオは従業員全員に、先を見越した行動を取り、正しい判断を下すために必要なツールを提供し、適時に適切な人に問い合わせるよう奨励することを目指しています。そのため、使いやすい倫理とコンプライアンスのポータルを設け、このツールを誰もが利用できるようにしています。
また、従業員には、ラインマネージャー、倫理とコンプライアンスの最高責任者/法律チームに相談することも奨励しています。

教育、啓発、トレーニング: 倫理とコンプライアンスの礎石
教育 – 啓発
オリエンテーション、導入プログラム、ニュースレター、チームミーティング、トレーニングセッションなど、様々な方法で教育を行い、啓発います。経営管理では、倫理とコンプライアンスがヴァレオの中心的な価値観の一つであることを従業員に対して定期的に喚起しています。

トレーニング
トレーニングはヴァレオのポリシーで不可欠な要素です。
コンプライアンスは、トレーニングセッションと E ラーニングプログラムの方法を通じて学ぶことができます。

受講者の目的に合わせた独占禁止と汚職防止のトレーニングセッションは、各事業拠点にて現地の言葉で行われます。マネージャーはこのセッションの受講が必須です。
E ラーニングは 13 カ国語で展開しています。ヴァレオの基本方針に則り、全マネージャーと特別なプロジェクトや事業活動に参加している従業員は E ラーニングの受講が必須です。他の従業員もこれらのプログラムを受講することを強く推奨されています。
また、特別なモジュールがヴァレオのリーダーシップ育成プログラムや販売、サプライチェーン、購買などの特定業務に合わせたトレーニングに使われています。

コンプライアンス トレーニングプランは毎年計画されます。ヴァレオグループのトレーニング チームとコンプライアンス チームが厳密に実施し、監督します。受講が必須となっているコンプライアンス トレーニングを受講しなかった場合は、懲戒処分となる可能性があります。

リスク予防
リスクを予防することが非常に重要です。ヴァレオの従業員は、該当する法律、規制、倫理基準、またはヴァレオの方針が侵害された、または侵害された恐れがあることを把握した時点で経営者に知らせることが奨励されています。
従業員は、担当マネージャー、人事チーム、人事のシニア・ヴァイス・プレジデント、ゼネラル・カウンシル、倫理とコンプライアンスの最高責任者に知らせます。

告発は、その土地の法律に則り、厳粛に、客観的に対応します。
誠意をもってコンプライアンス問題を告発したヴァレオの従業員は、その行為によって制裁を加えられることはありません。内部告発者が報復を受けることは禁じられています。
告発は重大な行動です。事実無根の通知や他の従業員の名声を損ねる目的で行われる告発は認められません。

ヴァレオは、従業員全員が倫理とコンプライアンスに取り組み、貢献することがグループの持続的成長と発展につながると信じています。


Valeo Business Partner Code of Conduct

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