ヴァレオの研究開発戦略における基本的な考え方は、需要を予測し、イノベーションでリードしながら、市場のニーズに応える技術と製品を生み出すことです。

ヴァレオは、ドライバーの要求に応えながら、CO2 排出量の削減に注力し、接続された車と自動運転、マン マシン インターフェースを融合した「直観的なドライビング」の先駆者として、これらの技術が誰にでも手の届くものになるよう努めています。イノベーションはヴァレオの戦略の核心であり、新しい製品とシステムは受注の 3 分の 1 を占めるグループの成功を支える重要な要素の一つです。


数字で見るヴァレオの R&D : 2016年末現在

従業員
13700
開発センター
38 カ所
研究センター
20 カ所
研究開発費: 売上高の
€ 1.6 bILLion
1,840
の特許申請
博士課程履修者が
50 人以上

革新的で持続可能なモビリティに向けて

innovation

ヴァレオのエンジニアたちは、環境を尊重しながら、エネルギーを有効に活用し、安全性を追求しながら、モビリティを支える技術の実現を目指しています。

ヴァレオの R&D チームにとって最も大切な優先事項は、車両の燃料消費量を削減するためのソリューションを研究することです。この実現に向けて、軽量化やエネルギー効率の向上によって現行製品を継続的に改善 しつつ、画期的な新しいアプローチを試みることで、燃料消費の削減に大きな効果をもたらすイノベーションを生み出しています。

ヴァレオのHybrid4All システム は、ハイブリッド ソリューションが誰にでも手の届くように、価格を抑えつつ、高性能化を追求したものです。あらゆるタイプの車両に適用できますが、特にエントリーレベル (A、B、C セグメント) の車両に向いています。
「Hybrid4All」により、15% 以上燃費を削減し、CO2 1 グラムを削減するコストを半分に抑えることができます。

ヴァレオは、小型エンジンにおける低速時のダイナミック レスポンスを改善する電動スーパーチャージャー を、初めて顧客に提供した自動車部品サプライヤーです。ヴァレオのエネルギー回生システムと組み合わせることで、電動スーパーチャージャーは、欧州での標準的な運転サイクルで 15% から 20% の燃費向上が可能となるコスト競争力のあるハイブリッド ソリューションに利用できます。パワートレイン構造への影響も少ないため、このシステムはより少ないコストで新型車や現行車両に搭載できます。

ヴァレオは、直観的な自動運転のソリューションも研究しています。Park4U® リモート は、ドライバーが操作することなく車を駐車させる完全自動の駐車支援システムです。スマートフォンを使って車の中または外からこのシステムを起動させることができます。ドライバーは、ペダルやハンドルに触れることなく、車内で、もしくは車から離れて、スマートフォンで操作を開始することができます。

消費者の声に耳を傾ける

消費者の要求や期待は国や状況によって異なります。効果的に製品開発を行うために、ヴァレオグループは消費者調査を行っています。これによりドライバーのニーズに細やかに応え、パートナーである自動車メーカーに対して革新的なコンセプトを提案できるようになります。これらの調査は、グループの技術的優位性を高め、競争が激しい市場における差別化に役立っています。

共同研究プロジェクト

電気システムの概観

消費者と自動車メーカーの要求を熟知することで、技術開発プログラムを定義し、300 件以上の社内研究プロジェクトとしてすべての製品ラインで進めています。

ヴァレオグループの外部の知識やノウハウ、イノベーションを求めて、ヴァレオは学術団体や革新的な中小企業と共同研究プロジェクトを進めています。現在、世界中で60 以上の共同研究 プロジェクトに取り組んでいます。
こうしたプロジェクトを通じて、Park4U®Hybrid4All などのイノベーションが生まれました。

基礎研究から築くノウハウの蓄積

第三者機関との共同研究プロジェクトのほかに、ヴァレオは 50 人以上の博士課程の学生に、研修の機会を提供しながら、ヴァレオが専門分野において進めているテーマに沿った研究に参加してもらっています。学生たちはヴァレオの研究開発のエキスパートによる指導を受けながら、自動車分野で専門的・科学的な論文の数々を発表しています。

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